【副業実践者インタビュー Vol.11】トライ&エラーで改善!6案件獲得した応募のコツ

掲載日:2025/3/25

人事領域全般のスキルを活用し、副業に取り組む佐藤 幸一さんにインタビュー。副業案件の獲得のコツや副業の魅力についてお聞きしました。

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副業者

佐藤 幸一さん(インタビュー時:47歳)

副業者

佐藤 幸一さん(インタビュー時:47歳)

お仕事:人事領域の業務全般を担当。人事制度構築や労務管理、社員エンゲージメント調査等の経験が豊富。
副業歴:2022年に副業を開始。人事領域の課題解決をメインに、6社の支援を経験。

自分のスキルで、地域企業に貢献できるのが副業の魅力

現在はどのようなお仕事をされていますか?
本業の会社では、人事領域の業務全般を行っています。社内制度の企画立案から運営、社内の昇格試験や研修、採用活動、賃金改定など幅広く担当しています。
副業を始めようと思ったきっかけを教えてください。

本業の会社で地方創生への取り組みを行っていますが、コロナ禍の影響を受けて地域経済が落ち込んでいく様子を目の当たりにしました。同時に、コロナ禍をきっかけにリモートワークも可能となってきたため、副業で地域貢献したいと思い立ったのです。

当時、労働人口減少や大都市への人口集中などによって、たとえ業績が良くても人材難に陥り倒産する地域企業があるとニュースで取り上げられていました。また、そもそもの人事評価制度や賃金制度をしっかりと整えられないことで、経営が傾いてしまう企業があると聞きました。

人事職の経験を活かして、こうした課題を持つ企業に貢献したいと思い副業を開始しました。

副業開始時に、不安だったことはありますか?

本業の会社とは異なる環境ではたらくことに不安を持っていました。企業規模や環境、はたらく人の属性などは、副業先の企業によってまったく異なるので、企業ごとのニーズを把握し、プロ人材として価値を発揮できるのかという点は心配でした。

副業で6社の支援を経験した今でこそ、そのような心配の気持ちは小さくなりましたが、毎回不安はあります。求められる成果やパフォーマンスが毎回異なりますし、経営者の方に伴走することが多いので、常に緊張感があります。

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「力になりたい」と思う課題に、個人として向き合える

HiPro Directで、どのような案件を担当していますか?

介護関連企業で、人事制度構築の支援をしています。明確な評価基準とそれに見合った適切な賃金基準の作成を通して、離職防止につなげたいというニーズをお持ちの企業です。月二回、数名の職員さんと人事制度について議論を交わし、話題に出た内容を資料に落とし込み、次回の会議に臨むという形で副業を進行しています。

介護は本当に大変な仕事だと思います。介護に携わる方々のはたらくモチベーションを盛り上げて、離職防止を進めていくことにやりがいを感じますし、その一助になれて光栄に思っています。

本業もある中でどのように副業をされていますか?時間の使い方を教えてください。

平日は基本的に出社、副業の打合せが入る場合はテレワーク制度を利用し、在宅勤務をしています。本業の会社は時間単位で有給休暇を取れるため、それを利用して副業の打ち合わせをしています。

本業が休みの土曜日、日曜日には、しっかりと副業の時間を取り、資料作りに充てています。

この案件に応募された理由を教えてください。

介護業界の経験は一切なかったため、未知の領域に飛び込んでみたいという気持ちがありました。また、高齢化社会のなかで「被介護者は増え続けるのに、介護職に就く方は減っている」という現状は、とても切実な問題だと思い、なんとか力になりたいと応募しました。

応募時に工夫したポイントを教えてください。

この案件に限らないのですが、副業開始時の面談では、相手企業に支援のスタンスを合わせるように意識しています。たとえば、とにかく売り上げを伸ばしたいという企業と、社会貢献を重視した企業では、支援方法は変わります。

今回の介護関連企業は、会話をしていく中で「人に寄り添える人材を求めているのだろう」と感じたので、ガツガツとビジネスの話をするのではなく、抱える課題への想いや心情を優先したコミュニケーションを心掛けました。

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副業でスキルの引き出しを増やせた

副業を始めて良かった点を教えてください。

副業の経験を本業に活かせていると強く感じます。もちろん機密情報にあたらない範囲ではありますが、副業で得たノウハウを本業の議論の場で話すこともあります。副業の経験を活用することで、人事制度の検討の幅が広がったと感じます。

また、本業ではなかなか関われない業種、職種の方の理解を深められたことが、自身の成長につながったと思います。「人事制度を作る」というスキルのなかでも、業種や職種に合わせた引き出しを増やせたので、大きなスキルアップになったと思います。

反対に、副業のデメリットを感じる場面はありますか?

唯一挙げるとすれば、家族との時間が減ってしまったことですね。平日だけでなく、毎週土曜日も仕事をするようになったので、家族は不満を感じているだろうと思います。本業+副業と、家庭の両立は難しいなと実感しています。

トライ&エラーの継続で副業の道が開く

これから副業に挑戦する方に向けて、応募時や最初の面談時に役立つアドバイスをお願いします。

先ほども話に出ましたが、企業の目線に合わせた支援を提案できるかどうかが、マッチングするか否かを分けるポイントだと思います。地域、業種、企業規模、想いなど、企業によって千差万別です。どんな支援を望んでいるのかを想像し、企業のスタンスに合わせた提案ができるとマッチングの確立が高まると思います。

「目線は合わせた上で、面談の場でしっかりと提案する」ことができると、マッチングしやすい。これが副業体験で感じたことです。

最後に、初めて副業に挑戦する方の背中を押すようなメッセージをいただけますか?

私が副業を始めた頃は、約10社応募して、まったくマッチングしませんでした。今思うと、自分の思いが先走ってしまい空回りしていたのだと思います。それでも、応募メッセージや面談の進め方についてトライ&エラーを繰り返していくうちに、少しずつ案件を獲得できるようになっていきました。

初めての副業では、うまくいかないことも多くあると思いますが、あきらめずに挑戦し続けることをおすすめします。

※ プロフィール内容および仕事内容は、取材当時のものです。

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