副業・兼業からはじまる未来共創プログラム
大学発スタートアップ事業伴走型プログラム、始動。
※国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/ 2025 年度「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(Management Personnel Matching program「MPM」)」
Program
研究で生まれた技術に、
経営人材が事業化の伴走支援。
研究成果の社会実装を推進するための
事業伴走型プログラムです。
研究で生まれた技術に、
経営人材が事業化の
伴走支援。
研究成果の社会実装を
推進するための
事業伴走型プログラムです。
GET NEDOのミッション「エネルギー・地球環境問題の解決」と「産業競争力の強化」の一環として、ディープテック分野における大学発スタートアップの創出・育成を目的とした経営伴走支援プログラムを提供します。
パーソルキャリアが運営する副業/フリーランス人材プラットフォーム「HiPro Direct」が保有する豊富な経営候補人材データベースとマッチングノウハウ、支援機関とのネットワークを最大限に活用し、研究開発型スタートアップの持続可能な成長基盤の構築を支援します。

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本プログラムの目的
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本プログラムは、ディープテック分野における経営候補人材の発掘・育成を強化し、研究開発型大学発スタートアップへの経営人材の確保を支援することで、研究開発型大学発スタートアップの創業・事業成長を通じた経済活性化や新規産業創出、雇用創出に貢献することを目的としています。
特に、大学等研究シーズおよび研究開発型大学発スタートアップと経営候補人材のマッチング、事業伴走期間における活動状況を適宜把握することで、双方の関係構築を育み、経営参画に繋がる、持続可能な仕組みを構築していきます。 -
参加費
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本プログラム期間中に発生する、経営候補人材等とのマッチング手数料や事業伴走に係る活動費用は発生しません
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応募対象
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- 大学·公的研究機関等に所属し、研究シーズの事業化を目指す大学教授など
- 創業初期(登記前後)の研究開発型大学発スタートアップの経営者/経営層など
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採択事業者数
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10事業者程度
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プログラム期間
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2026年3月末想定
(※約6か月間の事業伴走期間を想定) -
応募方法
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プログラムへのお申込み(対象事業者向け)よりエントリーフォームをご記入ください
※本事業では、大学等の技術シーズを保有する者、及びそれらを基にした、経済産業省所管の鉱工業技術(例えば、ロボティクス、AI、エレクトロニクス、IoT、クリーンテクノロジー、素材、医療機器、ライフサイエンス、バイオテクノロジー技術、航空宇宙等。ただし、医薬·創薬、原子力技術に係るものは除く)の開発に取り組む研究開発型大学発スタートアップをマッチング対象とします。
※NEDO「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」事業の仕様書参照
About HiPro Direct
HiPro Directならではの強み
パーソルキャリア株式会社が運営するプロフェッショナル人材総合支援サービス「HiPro」には、現在10万名以上(※2025年6月末実績)のプロフェッショナル人材が登録しています。
2024年度よりシード/アーリーフェーズのスタートアップを対象とした新プランをリリースし、プロ人材活用を通じたスタートアップの事業成長支援を開始しています。
現在では約1000社のスタートアップ企業がサービスを活用しており、国立/私立大学やインキュベーション施設、大企業、ベンチャーキャピタルなど、弊社が保有するスタートアップエコシステム関係者のネットワークと連携し、研究開発型スタートアップの創業から事業成長までを推進しています。
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経営人材とのマッチング
特定領域への専門性や事業創出、事業成長に特化した人材を保有するHiPro Directデータベースを活用して、大学の研究シーズや大学スタートアップに最適な経営候補人材との出会う機会を創出します。大学発スタートアップの創業や事業成長に必要な経営候補人材のマッチングノウハウを保有する事務局が案件募集~面談、人選などの業務をサポートします。
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経営人材との事業伴走フォロー
経営参画へのミスマッチを防ぐため、副業や兼業からプロジェクトを開始し、経営候補人材とのマッチング後、双方が安心して関係構築に繋げられるように、事業伴走期間における定期面談には事務局も同席の上、採択事業者と経営候補人材のコミュニケーションや、マイルストーン設計から進捗管理、品質管理含めプロジェクトの推進をサポートします。
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支援機関·支援拠点とのネットワーク構築
経営候補人材の支援に留まらず、大学シーズの事業化や、大学発スタートアップ事業化の成長に必要な外部のスタートアップ支援機関(大企業や金融機関、ベンチャーキャピタルなど)や支援拠点(インキュベーション施設など)とのネットワーク構築をサポートします。
Schedule
実施スケジュール
(2025年度)
- 2025/07
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プログラムへのエントリー開始
- 2025/08
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プログラムへのエントリー締め切り 採択事業者の選定
プログラムへのエントリー 締め切り 採択事業者の選定
- 2025/09
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採択事業者への事前説明会 経営候補人材の募集開始~マッチング
採択事業者への事前説明会 経営候補人材の募集開始〜 マッチング
- 2025/10
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経営候補人材との事業伴走支援開始
経営候補人材との 事業伴走支援開始
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事業伴走期間
(事業化/事業成長のメンタリング、エキスパートインタビュー、プロジェクト管理、支援機関/拠点とのネットワーク構築など)
- 2026/03
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プログラム成果報告会 経営参画判断
Features
プログラムの特徴
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経営人材の発掘·育成
起業家志向またはスタートアップ経営に関心のあるプロ人材の発掘と、経営参画に向けた育成機会の提供
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経営人材の質の担保
技術シーズに応じた適切な経営人材の配置と支援効果を最大化するため、人材要件定義と人選プロセスの体系化
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マッチング機会創出
大学の技術シーズおよび大学発スタートアップと、経営人材との接点·関係構築·参画意思決定までのプロセスを三段階で設計し、成果につながる出会いを創出
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経営人材を一定期間 維持確保するための 環境整備
副業·兼業という関わり方を起点に経営候補人材の参画障壁を下げ、柔軟で持続的な関係を構築できる制度·体制を整備
Talent
登録人材一例
Case Study
支援事例
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同大学としては初となる、副業の経営支援人材を活用しての ベンチャー企業設立に成功。
同大学としては初となる、 副業の経営支援人材を 活用してのベンチャー企業 設立に成功。
研究シーズを起点に、事業開発・資本政策に強いCXO人材をHiPro Directにて公募し、300名弱の母集団を形成。事業化に必要な専門性の精査、チームビルディングの伴走支援を行い、他大学でのEIR経験を持つ事業開発・コーポレート出身の人材をマッチング。
強烈に事業化を進めつつ経営体制構築をリードし、約5か月のプロジェクト期間で成膜基盤技術のスタートアップの設立に至る。
同大学への複数シーズの支援より、「教員の事業化イメージ力が高まり、短期間で複数プロジェクトが起業、あるいは起業見込みに至った」との好循環と成功モデルを創出。 -
某国公立大学発スタートアップ(ロボティクス分野)へ、 HiPro DirectからCFO人材のマッチングを支援
某国公立大学発 スタートアップ (ロボティクス分野)へ、 HiPro DirectからCFO人材 のマッチングを支援
銀行×VC×CROで資金調達·M&Aを経験した副業CFOをマッチング。参画後わずか3ヶ月で事業計画と財務モデルを刷新し、プロトタイプ改善費を含むシードラウンド1.5億円を調達。翌年には量産体制と販路開拓のロードマップを示し、地方金融機関·事業会社を巻き込んだシリーズAで大型資金調達に成功。介護·農業現場での実証導入が100拠点を突破し、売上成長の加速にも寄与。現在は医療·介護保険適用を視野にQMS整備と海外展開準備を進め、シリーズBに向けたIR体制も構築中。「資金を引き寄せ、事業を動かすCFO」の参画が、成長の軌道を確立。また経営ボードの参画を視野に事業成長を共に進める。
Flow
今後の流れ
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募集事業者
- Step 01
- プログラム
申し込み - Step 02
- 採択事業者
決定 - Step 03
- 案件募集
- Step 04
- 面談
- Step 05
- マッチング
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経営候補人材
- Step 01
- HiPro Direct
登録 - Step 02
- 案件応募
- Step 03
- 書類選考
- Step 04
- 面談実施
- Step 05
- マッチング
FAQ
よくあるご質問
- NEDOが、自らが起業またはスタートアップの経営者として参画することを志向する経営人材を発掘し、大学等の技術シーズ・大学発スタートアップとのマッチング等を実施することで、大学発スタートアップの経営人材獲得ルートを多様化し、その創出・成長を目指す「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(Management Personnel Matching program:略称「MPM」)」事業になります。
- 「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(Management Personnel Matching program:略称「MPM」)」の事業費にて負担をする予定になりますので、事業期間中においては、採択事業者が負担する金額は発生しません。詳細は採択後に個別ご説明をさせていただきます。
- プログラム概要にも記載がありますが、今年度に関しては2026年3月末を想定しております。次年度以降に関しては個別ご説明をさせていただきます。
- 本事業では、大学等の技術シーズを保有する者、及びそれらを基にした、経済産業省所管の鉱工業技術(例えば、ロボティクス、AI、エレクトロニクス、IoT、クリーンテクノロジー、素材、医療機器、ライフサイエンス、バイオテクノロジー技術、航空宇宙等。ただし、医薬・創薬、原子力技術に係るものは除く)の開発に取り組む研究開発型大学発スタートアップをマッチング対象とします。また、NEDO Entrepreneurs Program(NEP)事業採択者とのマッチングも対象とすることができます。
- プログラム応募および事業期間中は必須ではございませんが、スタートアップの経営参画に一定の興味・関心、意向がある経営候補人材が対象にはなります。プログラム終了時に改めて経営参画へのご意向を確認させていただきます。